拡声器規制条例に反対する有志
広島・平和記念式典での拡声器規制に反対しています。
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- ブログApril 4, 20203月24日に行われた市との協議をまとめたものです。 条例規制反対署名をはじめ、たくさんの皆さんのお力添えをいただいて、今年の平和記念式典の拡声器使用については、条例ではなく話し合いで「決着」...April 2, 2020拡声器規制条例問題をめぐって取材を続けてこられた毎日新聞・小山記者が特集記事を書いてくださいました(3月28日毎日新聞朝刊22面)。ありがとうございます。March 27, 20203月24日、四回目の署名提出(52筆、累計2188筆)の拡声器規制条例反対の署名を、広島・松井市長あてに提出しました!
ここがおかしい! 拡声器規制条例
拡声器規制条例の問題点をあげます。
規制の是非について、デモ当該団体とも、市民とも、まともな話し合いが行われていません。
デモ当該団体に対し、広島市はこれまでまともな話し合いを行ってきたと言えるのでしょうか。「音量を下げなさい」「デモコースを変更しなさい」などの要求をつきつけ、「後はあなたたちが飲むのか、飲まないのかだ」という対応です。これではきちんとした話し合いにならないのは当然です。
さらに条例制定ともなれば、すべての市民の表現活動が規制されるわけで、市民に対する説明も必要です。十分な話し合いと、それにもとづく合意形成がないまま、規制ありきで物事が進んでいることに危機感を感じています。
条例制定ありきのスケジュール進行はいいの?
広島市は「来年(2020年)の平和記念式典は静ひつな環境の下で行われるべき」と言い、デモ当該団体とは12月中に決着をつける(市の要請を受け入れなければ条例を作る)と言ってスケジュールを一方的に切っています。こうした性急かつ強引なやり方も、話し合いを回避するための手段に見えてなりません。
平和記念式典のあり方は、これまで通りでいいの?
デモ当該団体は、広島市の主催する平和記念式典に、現首相の政治姿勢を問うことなく来賓として招待しあいさつさせることに関して、市の姿勢を問うてきました。
たしかに原爆犠牲者の追悼の場である平和記念式典にとって「祈り」は大事ですが、核廃絶に向けた具体的道筋をつけていくことも、式典の重要な要素ではないでしょうか。そして”被爆者の悲願”と言われた核兵器禁止条約に、被爆国でありながら反対する現政権に対し、被爆地から異議を唱えることも必要な内容ではないでしょうか。
核兵器を巡る国際情勢は大きく流動している今だからこそ、広島市民がどういう式典を開きたいのか、市長も含めてしっかりと話し合っていくべきでしょう。
拡声器規制条例に反対する有志について
私たちは「拡声器規制条例制定阻止」の一点で、立場の違いを越えて連携し、署名活動などを行なっています。趣意書はこちらです。
http://hiroshima-kakuseiki.mystrikingly.com/blog/6c49d14c755
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